両親の身長が高いからといって必ずしも子どもの身長が高くなるとは限らない

両親がかなり高身長で母親も170cm代であったにもかかわらず子どもは165cmになってしまった。

 

そのため困っている、子どもが傷ついてしまっているというような内容の記事を見つけました。傷ついてしまっている原因としては親が子どもの身長が高いのが当たり前という風に思っていたのにそうならなかったということで身長が高いことが前提だというような言い方をしてしまったのがいけないという家庭内の問題もあったようです。

 

身長によって差別するということはあからさまな差別であり全く良いことではありません。
身長が伸びなくて困るということと、身長が低いと差別していいということは全く別の話です。

 

ただ理想の身長よりかなり低くなってしまったというのは何かの生活習慣等の問題もあったかもしれません。

 

 

 

遺伝は必ずしても安心ではない

 

両親の身長が高いからといっても遺伝に関しては隔世遺伝というものも十分に考えられます。家系を取ってくと必ずしも身長が高くないという人も出てくることはあるでしょう。両親の身長が高いと言ってもそれだけで安心することにはならないのです。

 

そして遺伝というのは身長に関してそこまで確実性が高い話ではありません。遺伝が身長に影響する範囲についてはかなり説が別れようというところがあり、90%が遺伝ということを言う人もいれば、20-30%程度しかないというような話もあるのです。

 

いくら両親やその家族周辺が高身長であったとしても、子供の身長が低くなるということは十分にありますし、生活習慣によってはなかなか伸びないで終わってしまうということはあるのです。

 

兄弟でも身長が全然違うということは結構な割合で見るので、なかなかそう単純に判断するというのも難しいことなのかもしれません。

 

 

身長が低い人を差別するのは良くない


身長が低いと日本の中ではどうしてもメリットがないというところはあるでしょう。だからといってそのことを差別するような動きというのはまったくもって良くありません。

 

まして親世代が子供の身長について低いのを伸ばそうとしてくれるのはいいですが、身長が低い人に対して悪口を言ったりすることは子供にも悪影響を与えてしまう原因となってしまいます。

 

確かに見た目というのは難しいところがあります。高い方がモデル体型ということでスタイルもよく見えやすいというのもありますしかっこよく見えやすいというのもあります。身長だけでなく顔であってもかっこいい顔と良くない顔というのは実際問題あるというところはあります。

 

ですがそのことを親があからさまに口にして子供に対して話すということは子供にもそのような価値観を植え付けることになります。子供は絶対に身長が高くなるわけでもありませんし、良いスタイルを保ってるかどうかも分かりません。ルックスについても絶対に良いものかは分かりません。

 

これからは差別行為は許されないような世の中に向かって行くのに親が子供に向かってその話をしてるのでは話になりませんし、教育上も全く言うことではないということで反省しなければいけません。

 

 

身長伸ばすのに食生活は重要です

 

身長を伸ばすのに必要な要素としては栄養というものが重要視されています。 普段から良い食生活を送っていることが前提となりますし、なかなか栄養バランスが不足している、栄養のあるものたくさん食べていないという場合は、サプリメントなので栄養を補うということも必要になってくるでしょう。

 

普通のサプリメントでもいいですが、子供の身長を伸ばす専用のサプリメントも販売されています。そのサプリメント使ってみるのも良いでしょう。

 

ただ家族全員同じような食生活を送っているのか変わらず、特定の子供だけが身長が伸びないという場合もしかすると食生活だけではない別の原因があるかもしれません。

 

身長が伸びないっていう原因にはいろいろなことがありますのでその原因を考えてみるということも大事になってくるでしょう。

 

 

ストレスや睡眠不足がないか

 

身長が伸びない原因として大きなストレスを受けていたり睡眠不足ということも考えられます。

 

特にストレスに関しては昨今では色々な問題起こっていますし心配になるところもあります。それが家庭内のストレスなのか、それとも学校でのストレスなのか。何か思い当たることがある人はストレス軽減に向けて動いてみることも必要でしょう。

 

家庭内での環境が良くないと子供が大きなストレスを受けてしまうかもしれません。特に子供が何かを言っていないとしても、実際には発言できないだけで知らず知らずのうちに大きなストレスを抱えていることも十分に考えられます。

 

本当に子供にとって適切な環境として教育ができているかということは常に考えていきたいものです。

 

また学校でストレスを受けている場合など子供とのコミュニケーションが円滑に届いていない場合気づけない可能性も十分に出てくるでしょう。このあたりも気をつけたいところです。

 

睡眠不足という場合も身長に大きな影響を及ぼします。きちんと寝ているかどうかを管理できていないというのも親としては問題です。

 

しっかりと普段の生活リズムだのについても話し合える環境が用意されているということが必要とのでしょう。

 

 

まとめ

 

今回は両親の身長が高いけれども子供が非常に低い身長なってしまったという話をしました。特に今回は家庭内環境に問題があり前の発言が悪く子供に悪影響を与えてしまったということがあったようです。

 

この点に関しては反省することが必要です。

 

普段から子供とはきちんとコミュニケーションが取れているのか、しっかりと教育上良いものになっているかは考えなければいけません。


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