運動をしている子供は1.5倍のエネルギーが必要
運動をしている子どもはエネルギー消費が大きくなり、通常の人の1.5倍のエネルギーが必要になるという話がありました。
運動をすることは健康にとっても将来にとっても良いことですが、うっかり運動をすることでエネルギーが不足しないように気をつけなければいけません。
特に身長を伸ばしたいという場合、多くの人が子どもの身長を伸ばしたいと考えているかと思いますが、適切な栄養をとっておかないと栄養不足になり、思うように伸びない、体も作られていかないということが起こってしまいます。
運動をすると特にエネルギーが消耗しやすくなるということでこの点は気をつけていかなければいけません。
消費カロリーが大きくなるので注意
消費カロリーが大きくなるということはそれだけの多くの食事を摂らなくてはいけません。
ダイエットなんて全くの論外です。
炭水化物・糖質は大人になると、多くの人が摂りすぎになるので減らしたいところですが、成長期かつ運動をしている人になると全く異なってきます。
信じられないくらいの量を食べても全く太らないどころかお腹もすくなんて現象が起こります。このときにしっかりと食べる食事を用意しておきたいものです。
お米を多く用意するのはもちろん、栄養のあるおかずもたくさん用意するようにしたいところです。ここでうっかり間食・お菓子類をたくさん食べるとなるとそのときは満足するかもしれませんが、身長を伸ばすという点、全体的な体の成長という点ではマイナスになってしまうでことでしょう。
一緒に大量のビタミン・鉄分・カルシウム等を多く摂れるようなおかずを用意しておきたいところです。
確実に身長が伸びる食材はないということ
どの食べ物を食べれば身長が伸びるのか?ということは多くの人が気にして探していたりするものなのですが、残念ながら確実に身長が伸びる食材はないということです。
これだというものがあればいいのですが、そういうものがありませんし、特定の栄養だけに偏るとよくないということで全体の栄養バランスを重視した食事をしていかなければいけません。
カルシウムを摂っていればいいのではという話はよく聞こえてきますが、これはNGです。カルシウムだけを大量にとっても結局吸収できなければ意味がありませんし、バランスを欠くと伸びるものも伸びなくなってきてしまいます。
カルシウムの吸収率を高めるにはビタミンDやマグネシウムも必要です。
そして骨を伸ばして身長を伸ばすにはたんぱく質も必要ということで結局のところ栄養の古バランスが要求されてくることになるのです。
過度なトレーニングはNG
成長期の段階であまりにも過度なトレーニングをしてしまうと身長に悪影響があるということが言われています。
完成していない状態の筋力を極限まで使ったり、過度な疲労状態になると、体内の栄養分を消費して充填することになり、身長を伸ばす分の栄養というのがまわらなくなってくるのでしょう。
この点は親がコントロールすることは難しいですが、気を付けなければいけない要素の一つです。最近では部活動等も科学的になってきて、昔の根性論のようなトレーニングはなくなってきていますし、良い環境で運動をしていれば無茶なトレーニングをするようなことはないでしょう。
ただしすべての部活動や運動をする場所がそうであるとも限りませんし、身長が気になるという人は気をつけた方がいいかもしれません。
スポーツも極端なレベルでの運動量を求めていくものに参加するのであれば、専門的知識をもった人の指導を受けられるようなところを選びたいですね。
身長を伸ばすことも考えるならサプリメントも必要では?
身長が心配、でも栄養バランスをきちんと取れた状態を作ることは難しいということで、身長を伸ばすサプリメントを飲んでみるというのはいいのかなと思います。
昨今の身長を伸ばすサプリメントはかなりスポーツを意識しているところが増えてきました。スポーツチームのスポンサーになるところも増えてきています。
これは宣伝のためではありますが、それでもスポーツチームのスポンサーになってチームに下手なサプリメントを飲ませるわけにはいきませんし、スポンサーになっているサプリメントであれば飲んでみても良い効果が期待できるかもしれません。
もちろんそういうサプリメントでなくても良いものはたくさんあります。
普段の食事ではカロリーはわかりやすいので確保できても他の栄養に関してはわかりにくく不足しているものもたくさん出てくるかと思います。
どうしても一般家庭での食事というのは作る人の好みであったり、できることできないことがありますので栄養バランスを整えるのは難しいものです。
身長を伸ばすサプリメントはずっと飲み続けなければいけないわけではなく、成長期の期間を終えて身長が伸びきればやめてもいいものになりますし、重要な期間だけ利用してみるというのも良いと思います。